詰将棋で将棋のルールを知ろう
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【日進月歩】佐々木勇気五段(当時)
いつもお立ち寄りくださり有難うございます。
今回、新たに詰将棋から【一手詰】を駒別に玉を詰ます手立てとして1例をご案内してまいります。
本題の前に、将棋及び詰将棋のルールの概略を確認しましょう。
■禁じ手
ア、二歩
イ、次の手が行きどころがない駒(盤外など)
ウ、打ち歩詰め(突き歩は除外)
■詰将棋に当てはまるルール
ア、禁じ手
イ、攻める側は王手の連続(一手詰については除外)
ウ、攻守ともに最善手を指す。
・守る側は最長の玉が生き残る手を指す。
・守る側は無駄な合い駒をしない。
エ、攻める側の持ち駒はすべて使う駒が余ってはいけない。
オ、守りは残り駒(盤上及び持ち駒以外)のすべてを使える。
駒の動かし方を覚えたての方でも一手詰で将棋の勝ち方・玉を詰める喜びを味わっていただき、前進の一歩を踏み出し楽しんでもらえたら嬉しく思います。
では、今回手始めに、飛車を取り上げます。
持ち駒:飛
正解:35飛
「一間飛車」と呼ばれる指し方ですね。
玉を詰める場合、よく現れる手です。
また、冒頭の、
無駄な合い駒はしてはいけない
というルールに合致する詰め方ですね。
また、角がいなければ〔14飛〕という詰み手もありました。
幅広く手を考えて貰えたら上達も早いでしょう。
では、引き続き「角」をご案内します。
角で玉を詰めるということで次の局面を題材に考えてみました。
持ち駒:角
正解:44角(33角)など
角は遠めがその特性をより発揮出来ますね。
王手ができる角筋の〔99角〕も正解になりますね。
合い駒きかずの場合、
無駄な合い駒はしないというルールにも適合しての「一手詰め」になります。
ただ、22角は〔12玉〕と逃げられてしまいますから、要注意です。
引き続き「金」をご案内します。
次の局面を題材にしてみました。
持ち駒:金
正解:31金
いわゆる
腹金
前回の角では「遠めの角打ち」をご紹介しました。
この場合は、角が馬に変わっていますので、頭が丸いわけではなく、一層強力なパワーを発揮してくれました。
お疲れ様でした。
順次、これからも駒別にご案内してまいりたいと思いますので、応援のほどよろしくお願いします。


今回、新たに詰将棋から【一手詰】を駒別に玉を詰ます手立てとして1例をご案内してまいります。
本題の前に、将棋及び詰将棋のルールの概略を確認しましょう。
■禁じ手
ア、二歩
イ、次の手が行きどころがない駒(盤外など)
ウ、打ち歩詰め(突き歩は除外)
■詰将棋に当てはまるルール
ア、禁じ手
イ、攻める側は王手の連続(一手詰については除外)
ウ、攻守ともに最善手を指す。
・守る側は最長の玉が生き残る手を指す。
・守る側は無駄な合い駒をしない。
エ、攻める側の持ち駒はすべて使う駒が余ってはいけない。
オ、守りは残り駒(盤上及び持ち駒以外)のすべてを使える。
駒の動かし方を覚えたての方でも一手詰で将棋の勝ち方・玉を詰める喜びを味わっていただき、前進の一歩を踏み出し楽しんでもらえたら嬉しく思います。
では、今回手始めに、飛車を取り上げます。
【飛車】

正解:35飛
「一間飛車」と呼ばれる指し方ですね。
玉を詰める場合、よく現れる手です。
また、冒頭の、
無駄な合い駒はしてはいけない
というルールに合致する詰め方ですね。
また、角がいなければ〔14飛〕という詰み手もありました。
幅広く手を考えて貰えたら上達も早いでしょう。
では、引き続き「角」をご案内します。
【角】
角で玉を詰めるということで次の局面を題材に考えてみました。

正解:44角(33角)など
角は遠めがその特性をより発揮出来ますね。
王手ができる角筋の〔99角〕も正解になりますね。
合い駒きかずの場合、
無駄な合い駒はしないというルールにも適合しての「一手詰め」になります。
ただ、22角は〔12玉〕と逃げられてしまいますから、要注意です。
引き続き「金」をご案内します。
【金】
次の局面を題材にしてみました。

正解:31金
いわゆる
腹金
前回の角では「遠めの角打ち」をご紹介しました。
この場合は、角が馬に変わっていますので、頭が丸いわけではなく、一層強力なパワーを発揮してくれました。
お疲れ様でした。
順次、これからも駒別にご案内してまいりたいと思いますので、応援のほどよろしくお願いします。
