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NHK杯将棋トーナメント2回戦三浦弘行九段vs宮本広志五段

予選トーナメントを経て、例年4月から本戦へ参加する権利を得た棋士(他にエントリーされる棋士もいる)によることで知られるNHK杯将棋トーナメント。

今月1日に放映された対局を振り返ります。

息詰まる白熱した展開の将棋でした。


結果は三浦九段が勝利を収めましたが、将棋ファンには、両者の気迫が伝わってきて、たいへん勉強になった1局でした。

私が印象に残る局面をピックアップさせていただきます。

息詰まる熱戦をお楽しみください。

なお、局面図下部に指し手数を表示しています。

前後の流れをご覧になりたい場合、下記リンクから指し手数を
基にお入りください。


棋譜はこちら


先手:宮本広志五段
後手:三浦弘行九段


32手23銀後手が銀冠にした瞬間。

次に、先手〔6五歩〕は、角道を開けると同時に、飛車の横道を通す狙いで、次の局面で明確になります。


いわゆる【十字飛車】の活用です。













35手先手の〔6五歩〕に後手は同歩と応じましたが、飛車が好位置に置くことが出来ました。

飛車と銀の連携で、〔3四歩〕を狙い、歩を持ち駒としたい思惑が見えますね。















55角後手は、先手の角筋(後手の玉を狙っている)を嫌い、〔5五角〕と角と銀を交換に出ました。

思い切った手ですね。
















66銀交換した銀を使い〔6六銀〕と角筋を遮断に出ました。

〔6五歩〕が生きてますね。
















58とと金を捨てて、同金なら、先手の飛車は今の位置では陽の目に当たりませんから、飛車の5筋への転換を秘めていますが、この先手の狙いを阻止する狙いです。

同時に玉の囲いが崩れ、緩くなりますね。

勉強になります。














32歩【一歩千金】
後手の持ち駒は一手前は金と歩だけでした。


















投了図【投了図】
後手の玉は捕まらないとの判断です。



















あと半年、長丁場ですが、今年は誰と誰が決勝戦を争うでしょうか?
楽しみです。

2017NHK杯トーナメント表




最後まで、お目を通して下さり有難うございました。

明日のお越しをお待ちしています。




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